五行の木性に属し、「風」を象意とします。
四緑の木は、成長した木、加工がほどこされた木材を意味します。洗練された木で、十分に完成しているため、そのまま世間で役立てられます。
また、風は、どこからともなく吹いてきて、どんな隙間にも入り込み、何ものにも捉えられず、気の向くままに自由に進みます。
成長した木の持つ洗練された佇まいと、風のようなしなやかさがこの星生まれの人の本質です。
四緑木星生まれの人は、風が壁に遮られると流れを変えて進むように、柔軟に対処して、何ものにも囚われることなく、しなやかに生きる人生になるといわれます。
この星生まれの人は、時と状況をわきまえて、臨機応変に対処することができます。そのため、大きな失敗をすることが少なく、また失敗して零落しても、必ず再起することができます。
そして、常に一定の常識をわきまえた判断をし、自分を抑えて人との対立を防ぎ、穏やかに自分の意見を表現することができます。そのため、多くの人と卒なく交際して、世間からの信用を得て活躍するでしょう。
風のように常に動き回るのが特徴で、家の中にじっとしているよりも、外に出て、持ち前の社交性を発揮して活動することを好みます。人との交流から成功のきっかけをつかむでしょう。
四緑木星の人は、穏やかで、人当たりも柔らかく、付き合いやすい人です。優しく、世話好きで、誰とでも親しむことができます。打ち解けやすい雰囲気をもっているので、いろいろな相談の聞き役にまわることも多いでしょう。
また、その時々の状況・雰囲気を読んで適切に振舞い、穏やかに事を進めていくので、組織の中で上手に泳いでいけます。周囲から信頼されて慕われ、慕ってきた人の面倒をよくみてその信頼に応えていくので、次々と良好な人間関係を築きます。
そのため、友人・知人が多く、親身になってくれる人に恵まれます。自分ひとりで考えて行動するよりも、人脈を大切にして、重要な事柄に関しては他人にアドバイスを求め、独断専行を避けて事を進めていくことが成功の鍵になるでしょう。
ただし、おだやかで我が強くないというのは、悪くすると主体性の欠如につながりかねません。万事あれこれ迷いがちで、周囲の状況や他人の思惑を考慮するあまり、一度決定したことを何度も変更・撤回して朝令暮改となる傾向があると言われます。これは、その時々で最良と考えられる選択することにより失敗を回避しているともいえ、一概に悪いこととは決めつけられませんが、組織のリーダーとして活躍するには、柔軟性と穏やかさだけでは信頼を失います。確固たる信念をもって行動していく強さと自信を高めていきましょう。他人に付和雷同するのではなく、他人のアドバイスをきっかけに、慎重に事を見極めて、確固とした自己の考えを築いてから行動することが肝心です。
なお、打ち明けられた相談は、迂闊に第三者漏らさないよう気をつけましょう。失った信頼はとりもどせません。
祐気 | 生気 |
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退気 |
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和気 |
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剋気 | 殺気 |
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死気 |
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この相性判断は、あなたの生まれ年を司る本命星から決める相性で、大雑把な目安にすぎません。
月命星および傾斜宮による判断を加味し、あなたと相手との関係(職場の上司と部下、同僚、友人、恋人、家族など)、あなたと相手の運勢(仕事運、上司運、部下運、恋愛運、家庭運など)を総合的に鑑定することによって、より細やかに判断することができます。
また、相性判断は、相手とより良い関係を築く対処法を探るための手段のひとつです。相性が悪いからといって交際を避けるのではなく、相性が悪い相手と仲良くする方法を見つけましょう。